バイオダイナミック農法の考え方 | 【鎌倉山オーガニックファーム】
 
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バイオダイナミック農法の考え方
 

バイオダイナミック農場は、自然生態系の生物多様性とその土地の個性を活かし、その土地に合った作物を育てます。一年生および多年生の野菜、ハーブ、花、ベリー、果物、ナッツ、穀物、牧草地、飼料、在来植物などの全ては、自然界の多様性に貢献するものでなくてはなりません。この精神がなければ、成り立ちません。でも、こうすることで、農場のすべての動植物は生き生きとし、健康な状態になっていくものです。虫、微生物、そして家畜に至るまで、すべてが尊重しあい、自然の多様性を重視していくべきものです。従来の農業では、単一作物を合理的に栽培することで、効率的に収益を生み出してきました。しかし、その結果、土壌は痩せ、栄養素が欠乏し、過剰な肥料汚染が更なる問題を生み出しています。

バイオダイナミック堆肥は、ハーブを使って堆肥を作ります。ノコギリソウ、カモミール、イラクサ、オーク樹皮、タンポポ、バレリアンから主に作り出されます。これらの薬草を組み合わせることで、治癒力を高め、有益な細菌や真菌の成長を促進します。この堆肥は、植物に必要な多くの栄養素を含むだけでなく、微生物を活性化させます。有機物を増加させて、土壌の質を向上させます。農場だけでなく、周辺の環境にもプラスに作用します。自然循環を健全なものにして、結果的に地球の気候バランスを回復することにも貢献するはずです。

バイオダイナミック農法では、動物たちにも敬意を払います。それが家畜であっても、単なる商品ではなく、それまでに彼らが生産した糞は堆肥になり、土壌を豊かにするのに貢献してきてくれたことを忘れてはなりません。バイオダイナミクスの農場には、多種多様な植物、菌、微生物、野生動物が同居しながら存在しています。

また、バイオダイナミック農法では、地球、太陽、月、星、惑星のリズムとサイクルを観察し、なるべく広い視点で自分たちの役割を認識しながら、広い宇宙が植物や動物の成長と発達に与える微妙な影響までを考えていくのが特徴です。ですから、人間も自然の一部であることを理解したうえで、無理やり何かをするということは限りなく減らしていかなければなりません。バイオダイナミクス農法は、自然農法のひとつなのです。

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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