シュタイナー教育 | 【鎌倉山オーガニックファーム】
 
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シュタイナー教育
 

子どもの早期教育を考えたことがあれば、シュタイナー教育という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。シュタイナー教育は、柔軟で俊敏な思考と、めまぐるしく変化する世界で協力して成功する能力を身につけるためのアプローチとして、これまで以上に高く評価されています。

シュタイナーのカリキュラムは、3つの発達段階に対応するように設計されています。0歳から7歳までは「身体」、7歳から14歳までは「想像力」、14歳から21歳までは「精神」です。シュタイナーのアプローチによると、最初の7年間は、その後の学習や生涯にわたる身体的、社会的、感情的、知的、精神的な成長を含む健全な発達のための基礎が築かれる時期であり、子どもたちの将来の幸福を決定づける重要な時期とされています。愛情に満ちた温かい雰囲気と健全な成長のための最適な環境を与え、教育者は子どもの自然な探究心や実験したい意欲を手助けし、模範となるような役割を果たすことが重要だと考えられています。

シュタイナー教育は、子どもや若者の人間的な精神を育み、道徳的な成長、社会意識、市民としての自覚を目指した総合的な学習です。シュタイナー教育を実践する多くの学校は、一人一人を育て、自然環境や人との関わり合いといった自分を取り巻く世界への敬意と畏敬の念につなげることを目指しています。芸術的、精神的、実践的、そして知的に働くことを基本としているのです。カリキュラムは、統合されているだけでなく、広範囲に渡って学際的で、文化的にも豊かなものであることが多いです。

シュタイナー教育は、国連教育科学文化機関(UNESCO)によって、人種や文化の違いを超えた、人道的で差別のないアプローチとして世界的に認められている教育手法です。実際、ヨーロッパのほとんどの国で、国が資金を提供する主流の教育の一部として見込まれています。強い自己意識を持ち、社会的・経済的に責任ある市民として多様な能力を備えた、とても優秀な若者を生み出すことができることで知られています。

1919年には、ドイツで最初のシュタイナー学校が誕生し、現在では世界30か国に1000校以上のシュタイナー教育実践機関があります。日本においても、幼児教育施設、学校法人、各種スクールでシュタイナー教育の方針に則ってカリキュラムが編成されており、現在においても世界中で注目されている教育方針を指します。偏差値や学校の成績など、ある限定された方向から見ただけの人材教育では、多種多様な人間性が育たず、多くの学校が画一的人間の養成工場と化してしまっています。生物多様性の観点からも、さまざまな考え方を否定することなく、それぞれを活かしていくことこそが、人類を進化させ、地球の環境をより良いものにできるという考え方です。子どもの個性を尊重しながらもっと自由に個々の可能性を広げるために応援していくやり方がシュタイナー教育の特徴です。シュタイナー教育は自ら判断して行動できる力や論理的思考力が養えることから、人材育成の面で世界でも高く評価されていますが、まだまだ日本では知られていないのが現状です。


 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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