無農薬の畑がレンタルできる貸農園 【鎌倉山オーガニックファーム】
 
無農薬自然農法のレンタルファーム・鎌倉山オーガニックファーム  
 
貸農園一覧 ニューストピックス よくある質問と答え 始めるまでの流れ
貸農園一覧 ニューストピックス よくある質問と答え 始めるまでの流れ
 
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◆野生畑だからこそできる完全無農薬栽培
 

鎌倉山オーガニックファームはよくある市民農園のようなキレイな形状ではありません。一見すると野生のような畑です。でもこれが最も自然に近いスタイルです。でも、大量生産して大量販売するのでなければ、多くの人が畑として認識しているスタイルは大量生産・大量販売を目的とした金儲け主義的農業ビジネスの姿です。本来、自家消費用に作物を育てる畑は、必ずしも区画整理されてまっ平らな農園でなくてもいいはずです。森の力を借りて作物を育てるという発想から生まれたレンタルファームは、自然の循環がもたらしたエネルギーが土に宿っています。木があったり、傾斜地だったりしますが、土の団粒構造が水分と空気と栄養をたっぷり蓄えています。ですから、水や肥料を与える必要がありません。それほどまでに超えた土壌が特徴です。完全無農薬にこだわるなら自然生態系の循環がある野生畑でなければできません。完全無農薬主義は野生畑だからできることなのです。金儲け農業ビジネスではなく自分たちが健康になるための農作物を育てるなら、野菜や果物を完全無農薬で育ててください。きっと【奇跡のリンゴ】のように、腐らず大地のパワーを多く含んだ素晴らしい農作物を育てることができます。多くのファームは、立地やアクセスが少し不便なところにありますから、大量生産・大量販売には適していないかもしれません。ですが、世界の最先端の農法は、食料生産だけでなく、環境や健康に与える影響までも考えるやり方です。サスティナブルな農法を実践することで、自分たちの食を豊かにすることができるだけでなく、地球環境の保護にも貢献していることになります。

 
 
 
 
◆無農薬野菜を育てるメリット
 

スーパーで安く売られている多くの野菜や果物が農薬まみれであることは、すでに広く一般に知られるようになりました。安く売られた野菜が買われている一方で、少々高くても安全な野菜を選びたいと考える人たちも確実に増えています。同じ野菜であっても、まったく値段の違う野菜が市場には存在しています。それは健康に対する意識が人によって違うことによるものです。事実、農薬や除草剤が微量であっても野菜や果物に残っていることで、それを長年にわたって体内に取り込むことで、私たちの身体に悪影響を与えることは、すでに検証されデータによって証明されています。残留農薬による人体への影響には、個人差がありますし、農薬の成分によっても、どういった症状として現れるかにも違いがありますが、スーパーなどで一般的に売られている野菜や果物のほとんどには残留農薬が混入していると考えてほぼ間違いありません。賞状にはさまざまなものがありますが、めまいや吐き気、皮膚のかぶれ、発熱、喉の渇きといった身体的症状が現れた場合には、農薬中毒症状の可能性があります。また、残留農薬の影響は身体面のみならず、精神面にも及ぶことも少なくありません。

 
 
 
◆無農薬野菜の育て方
 

無農薬野菜を育てるコツは焦らず放置することです。自然の環境なら、周りに草が生えているのが普通です。草は刈らずにそのままにしてください。農薬や殺虫剤は使わないでください。化学肥料も与えないで下さい。化学肥料を使わなけらば農薬も不要になります。水やりの必要もありません。もちろん塩素の入った水道水も与えないでください。土の中にはミミズやアリや微生物が暮らしています。彼らは虫の死骸を分解して生きています。それらの成分が土壌改良をしてくれています。植物は自分の力で土深くまで値を張り巡らせます。ビタミンとミネラルを吸い上げてどんどん強くなります。草の中にはいろいろな虫たちも生活しています。それでもあまり食べられることもなく植物は育ちます。自然農法で育てた野菜はスーパーには売っていません。自然の力を利用するやり方はプランターでは実践できません。ですから、自然の環境で自分で野菜を育てるしかありません。自然農法は基本的に放置プレイです。協生農法は、人間が少しだけ力を貸してサポートするやり方です。あまりに周りの草の勢いが強ければ背丈を抑えて日光と風を入れて上げます。ですから、自分で無農薬野菜を育てることに必要以上の労力は必要としません。

 
 
 
 
◆持続可能な農法とは・・・
 

世界の人口は、2050年までに98億人に達すると予測されています。つまり、これまで以上に農業生産者は食料を生産しなければならないことを意味しています。しかし、大量生産・大量販売を目的とした農業ビジネスは、土地を劣化させ、時間とともに作物の生産量を減少させてい汲やり方です。ですから、その分の栄養を補給するために肥料を使います。さらに即効性を求めるから化学肥料を使用しているということです。肥料を使うことで、土の栄養バランスが狂いますから、余計な虫が大量発生します。今度はそれを駆除するために、殺虫剤を使用することになります。こうやって土は生態系のバランスを崩し、薬まみれの劣化した土地へと変わっていくものです。これに対し、持続可能な農法とは、生産性だけを追い求めて無理やり何かをするのではなく、そこの環境に適した作物を選び、環境を壊すことなく、自然の恵みを与えてもらうという謙虚なやり方です。自然農法や協生農法などの持続可能な農法は、現在広く一般的に行われている慣行農法と比較すると、作物の形状が安定せずにばらつきが生じたりすることも多く、大量生産・大量販売を目的とした農業ビジネスにはやはり向きません。持続可能な農法は、絶えず変化している自然のサイクルに従って栽培していくため、ある年にはたくさんできる野菜が次の年にはほとんどできないということもあります。しかし、農薬や肥料などの費用がかかりませんから、大幅に経費の削減ができます。多くの農業ビジネスではかなりの金額が肥料に費やされているのが実情です。もちろん、生態系が豊かになればなるほど安定して収穫が得られるようになりますので、小規模で行う場合には、通常の慣行農法よりも、結果として利益が大きくなることも少なくありません。また、慣行栽培で行われるような単一栽培の場合、例えばある病気がまん延した時にはその年の収量はゼロになる、というようなケースもあります。しかし、多様な有用作物が混植されている協生農法では、ある作物が病気でやられても、他の作物が取れる、というように、全体で見た時には安定的に作物を収穫できるというメリットもあります。

 
 
     
     
     
 
 
 
 
◆鎌倉山オーガニックファームのコンセプト
 
「鎌倉山オーガニックファーム」は、有機農法・自然農法に特化した農園です。農薬を使わず、必要以上に耕さず、虫や雑草を敵と捉えない考え方は、生きとし生けるものみんなが元気になる方法です。自然環境を守り、未来へとつなげるサスティナブルな循環型農業を実践することは、地球を救う方法です。食糧自給率が30%台の日本では致し方ないことではありますが、残念ながら、生産性を上げるために押し進められている慣行農法は、地球環境を破壊し続けています。一部の先駆者たちは田舎に移住しながら生計を営んでいますが、自給自足に近い生活は苦労も多いと聞いています。ですから、私たちは、なるべく都会から遠すぎない場所にレンタル農園をつくり、利用する方とその家族の方たちが安全な食が得られるようにすることで、社会的な役割を果たしていきたいと考えております。一般的な貸し農園や市民農園では、隣の畑で農薬を散布されることが多く現実的に有機農業は実践できません。逆に雑草をそのままにしておく農法では種が飛んでくるからと迷惑がられます。つまり、一口に農業と言っても考え方次第で共存できないものなのです。農薬や化学薬品、除草剤が出現してから、まだ100年も経っていません。市販されている除草剤の一部はベトナム戦争で使われた生物兵器の残りです。それが科学の進歩というものなのでしょうか?地球環境は汚染が進んでいます。それらは現代のさまざまな疾病のきっかけになっているのかもしれませんし・・・・・実際のところ何もまだ検証されていません。これは某国立農業大学の教授が言っていた話ですが、長い間、化学飼料を与え続けられた雌牛がある日突然、猛烈な悪臭を放つ乳を出したことがあるそうです。農薬や化学肥料の影響は、自分の代で現れなくても、子供や孫の代で重大な影響を及ぼすのかもしれません。それらの影響は今のところ未知数です。農業が営利目的ではなく、自分たちが消費するためのものを生産するだけなら、安全なものを生産していくことを最優先にすべきではないでしょうか?この地球も生きています。まだ知られていない生物も含めた地球上の総種数は大体500万~3,000万種の生き物が存在しています。そして、ひとつひとつの生き物はほかの生き物と関わり合いながら生きています。人間の総数は地球の総生物量の0.01%にすぎず、誤差として無視できるほど僅かです。しかし、人間がもたらすインパクトは甚大です。地球史に人類が登場した時点から今日まで、地球の総生物量は半減しています。これは、農地や放牧地を作るために人間が森林破壊を行ってきたことが主な原因です。人類が地球の生態系に大きな変化を強いたことは、紛れもない事実です。人類が生態系の頂点に君臨しているのであれば、そろそろ他の生き物のことも考えなければならない時であるとも言えるでしょう。さあ、始めませんか?私たちひとりひとりができる地球環境を守る取り組みを一緒にやりましょう。「鎌倉山オーガニックファーム」は、こんな考え方に賛同してくださる方を募集しています。
 
 
「鎌倉山オーガニックファーム」は、2020年に湘南の鎌倉山から始まりました。有機農法・自然農法に特化した農園です。農薬を使わず、必要以上に耕さず、虫や雑草を敵と捉えない考え方は、生きとし生けるものみんなが元気になる方法です。自然環境を守り、未来へとつなげるサスティナブルな循環型農業を実践することは、地球を救う方法です。食糧自給率が40%の日本では致し方ないことではありますが、残念ながら、生産性を上げるために押し進められている慣行農法は、地球環境を破壊し続けています。一部の先駆者たちは田舎に移住しながら生計を営んでいますが、自給自足に近い生活は苦労も多いと聞いています。ですから、私たちは、なるべく都会から遠すぎない場所にレンタル農園をつくり、利用する方とその家族の方たちが安全な食が得られるようにすることで、社会的な役割を果たしていきたいと考えております。一般的な貸し農園や市民農園では、隣の畑で農薬を散布されることが多く現実的に有機農業は実践できません。逆に雑草をそのままにしておく農法では種が飛んでくるからと迷惑がられます。つまり、一口に農業と言っても考え方次第で共存できないものなのです。農薬や化学薬品、除草剤が出現してから、まだ100年も経っていません。市販されている除草剤の一部はベトナム戦争で使われた生物兵器の残りです。それが科学の進歩というものなのでしょうか?地球環境は汚染が進んでいます。それらは現代のさまざまな疾病のきっかけになっているのかもしれませんし・・・・・実際のところ何もまだ検証されていません。これは某国立農業大学の教授が言っていた話ですが、長い間、化学飼料を与え続けられた雌牛がある日突然、猛烈な悪臭を放つ乳を出したことがあるそうです。農薬や化学肥料の影響は、自分の代で現れなくても、子供や孫の代で重大な影響を及ぼすのかもしれません。それらの影響は今のところ未知数です。農業が営利目的ではなく、自分たちが消費するためのものを生産するだけなら、安全なものを生産していくことを最優先にすべきではないでしょうか?この地球も生きています。まだ知られていない生物も含めた地球上の総種数は大体500万~3,000万種の生き物が存在しています。そして、ひとつひとつの生き物はほかの生き物と関わり合いながら生きています。人間の総数は地球の総生物量の0.01%にすぎず、誤差として無視できるほど僅かです。しかし、人間がもたらすインパクトは甚大です。地球史に人類が登場した時点から今日まで、地球の総生物量は半減しています。これは、農地や放牧地を作るために人間が森林破壊を行ってきたことが主な原因です。人類が地球の生態系に大きな変化を強いたことは、紛れもない事実です。人類が生態系の頂点に君臨しているのであれば、そろそろ他の生き物のことも考えなければならない時であるとも言えるでしょう。さあ、始めませんか?プチ自給自足は、私たちひとりひとりができる地球環境を守る取り組みです。食の安全を確保するのが難しい時代です。そんな中で今一番注目されているのが「自然農法」。でも、よくある市民農園や一般的な貸農園では、自然農法は実践できません。すでに土地が化学薬品で汚染されていたり周りで農薬を使っていたりするからです。100%オーガニックの自然農法を実践するなら、「鎌倉山オーガニックファーム」がおすすめです。手間のかからない自然農法なら、未経験の方でも始められます。利用頻度は、月1回程度でもOK。週1回でもOK。毎日でもOK。市販されている野菜では満足できない無農薬栽培をされる方にだけに畑を提供しています。個人の方も、飲食店経営の方も、仲間と共同でもレンタルできます。
 
 
 
 
 
◆アグロフォレストリー(森林農法)
 

世界では、森林伐採が急速に進んでいます。特に、大豆やパーム油などの作物の大規模農業が森林を伐採し、気候変動を加速させています。熱帯地域の森林破壊の80%が農業によるものです。日本には日本の生態系があります。私たちの身の回りにも、わずかですが自然の森が残っています。森林伐採を回避することは、生態系の保護にもつながっています。何も役に立っていないと思われがちな森林ですが、視点を変えればすごく私たちの役に立っていることに気が付くものです。日陰樹の下で健やかに生育する作物もたくさんあります。森林農法(アグロフォレストリー)では、森林伐採を避けるだけでなく、新たな植樹も行いながら、農業の可能性を探ります。アグロフォレストリーには、多数の利点もあります。森林が動物たちの住処となり、生態系を豊かにします。農作物は、日陰樹のおかげで温度と湿度が保たれるだけでなく、多種の日陰樹が根を張って土壌の健康を回復する効果もあります。自然の生態系が病害虫の発生を抑制してくれます。高価な化学肥料や殺虫剤を使う必要もありません。自然災害の面でも有効です。土砂崩れが起きにくい土地になっていきます。

 
 
 
 
◆キッチンガーデン(家庭菜園)
 

キッチンガーデンとは、家庭菜園のこと。野菜やハーブなど日々のお料理で使う植物を育て、収穫と鑑賞の両方を楽しむことをさします。キッチンガーデンは、キッチンガーデンはイギリスのガーデンスタイルの一つで、食べることを目的とした野菜や果物を栽培しながらも、美しくデザインされているのが特徴です。キッチンガーデンがあると、日の料理に少量あると便利なものを育てることができれば、食卓が今まで以上に豊かになります。キッチンガーデンは小さなスペースからでも始められます。ハーブを植えたり、スパイスを植えたり、根菜を植えたり、多種類の作物を少量ずつ栽培するのがおすすめです。

 
 
 
 
◆フードフォレスト(食べられる森)
 

フードフォレストとは、食べ物の森。食べられる作物が生産できる森。つまり、森の中にある畑のこと。自然の森が作り出した生態系を利用する栽培方法は、無農薬・無肥料。不耕起でも収穫できる森のファームです。フードフォレストは、果樹・野菜・薬草など多種多様な植物が共生している森のことで、そこには自然の循環があります。森には多種多様な植物、動物、菌類がすべてが調和しています。多種多様な生き物たちが相互反応する生態系として機能している場所です。完璧にバランスのとれた自然循環システムがあり、人為的に壊さなければ、ずーっと維持されるものです。残念ながら、慣行農法が盛んにおこなわれてきた既存の畑は土地の劣化が進んでしまっています。ですから、肥料を大量に必要とするわけです。肥料を与えたところで、少なくとも半年先には追肥をしなくてはなりません。一般に自転車操業と言われる状態です。自然の循環が途切れてしまった場所は、なかなか元の状態には戻りません。それなら、土壌の肥えている森の方が、農作物を育てるには適していると考えて始まったのがフードフォレストです。そのままの生態系を利用するやり方は、最小限の投入で最大限の生産量を可能にできます。持続可能な方法で食料を生産できるようにすることができます。フードフォレストなら、私たちも近くの森で始めることができます。

 
 
 
 
◆シネコカルチャー(協生農法)
 

協生農法とは・・無耕起、無施肥、無農薬、種と苗以外一切持ち込まないという方針の中で、植物の特性を活かして生態系を構築したり制御したりしながら、なるべく自然に近い状態で植物を生産するやり方です。協生農法は、この数年で注目を浴び、多くの企業もこれに取り組むようになりました。人為的に多種多様な植物を密生混生させ、耕さず、肥料や農薬も使わず、虫や鳥などを呼び込んで生態系の機能を高めて作物を実らせる露地栽培法でも、野菜や果物が収穫できます。混植を基本とし、生物多様性を高めることを目指していますから、わざわざ一見すると野生のような畑を作っていくわけですが、ここでも生物多様性が高まると、収穫量も増えていきます。最先端の農業においても、もっぱら自然をそのままの状態に残して生態系を壊さないという考え方がを主流になりつつあります。【協生農法】と【自然農法の】違いは、「人為」に対する捉え方です。 自然農法では「自然に従い、なるべく人為的な介入は避ける」ということが重要視されるのに対し、協生農法は「自然から学び、それを模倣する形で人為的にデザインしていく」という考え方です。 

 
 
 
 
◆福岡正信流自然農法
 

不耕起・無肥料・無除草という福岡正信氏のやり方は、多種多様な生態系をダメにしない持続可能な栽培方法です。人間の管理による近代農法を否定し、自然が本来持つ力だけで作物を育てる「自然農法」を提唱し、実践した福岡正信氏(1913-2008)。土を耕さず、肥料・農薬を与えず、雑多な種を包んだ【粘土団子】を蒔くだけで作物を育てることに成功し、近代農業の常識を覆した。自然農法は特に海外で注目され、自ら足を運んで食糧不足や砂漠化に悩む途上国に向かい、普及に尽力されました。元は農業の研究者でありながら、その科学や文明に背を向け、独自の農法を実践し続けた生涯が注目されています。福岡正信氏の農哲学は、人間が大自然を相手に、「あれこれと足す・加える事」で、本来のあるべき自然の姿からは、かけ離れていくもの。私たち人間ががあれこれ考えて手を加えるよりも、自然との調和を図ることに目を向けようというもの。ですから、余計なことはせずに、やるのは必要最低限のことだけにするというもの。彼のやり方の特徴は、やはり【粘土団子】でしょう。粘土団子は、多種多様な植物の種子を混ぜ込んだ土の塊ですが、この粘土団子は砂漠の緑化にも一役買った優れものです。粘土団子は砂漠化した荒廃とした大地へ撒かれ、その土地は再びその生命の息吹を取り戻すことができたといいます。粘土団子が単一植物だけで作られなかったのは、彼の哲学を反映しているものだと言えるでしょう。日本が誇る自然農法の達人は、現代でも多くの無農薬栽培農家に影響を与えています。

 
 
 
 
◆バイオダイナミック農法(月の満ち欠け農法)
 

月の満ち欠けが農作物に影響を与えていることをご存知でしょうか?太古の昔から人々は月の満ち欠けを農業に利用してきました。18世紀末から19世紀初頭にかけてオーストリアやドイツで活動した神秘思想家、哲学者、教育者として知られる“ルドルフ・シュタイナー”が「バイオダイナミック農法」と名づけました。月のエネルギーが地球上のあらゆる動植物に影響を与えていることから、月の形状を見ることで、行うべき農作業を体系づけました。月の動きを農業に取り入れるという考え方自体はその昔からあった農法のようですが、ルドルフ・シュタイナーは、月だけではなく、天体の動きや宇宙全体の自然エネルギーが私たちに与える影響を体系づけて理論としてまとめ上げました。

日本においても、太陰太陽暦(旧暦)が明治初頭まで用いられてきました。太陽の動きと月の動きを基準に作られた太陰太陽暦(旧暦)は、細かく季節の状態を読み取ることができるため、現在でも農業分野では用いられている暦です。効率的に無駄を減らして成果をあげるためには、太陰太陽暦(旧暦)を用いることをお勧めしています。グレゴリオ暦(新暦)は、太陽暦ですから、どうしても月の動きとはずれが生じてしまうものです。「満月の日は出産が増える」と聞いたことはありませんか?満月や新月に出産件数が多いのも事実ですし、人の死期にも影響を与えていると言われています。昔から「満月が人を狂気に駆り立てる」とされてきたこともご存じかと思います。目に見えないエネルギーが私たちに与える影響は、太陽よりも月の方が大きいことがわかっています。

農作物の成長や害虫の発生には月の満ち欠けが大きく関わっていて、農作物は満月の前後に収穫するとより美味しくなると言われています。満月の頃になると樹液は葉や花の部分に集中するようになります。その頃には、作物のエネルギーは上へと上昇しますから、成長が早くなります。逆に新月の頃になると、樹液は根部に下降します。ですから、樹液が根部に集まっている頃に有機肥料を与えたりします。作物は、満月の頃に収穫するとおいしいですが、作物自体は弱りますので、剪定は避けたほうがよさそうです。木材の伐採なら、幹や枝の部分に樹液が少ない新月の時期に伐採すると、腐りにくい良い材が採れるとも言われています。害虫の幼虫も、満月の3日後に孵化すると言われています。害虫を撃退するタイミングは、満月を過ぎて4~5日目のころが有効であると言えます。「害虫被害が大きいから結果が出やすい農薬を使おう!」と考えがちですが、オーガニックにこだわるなら、ハバネロやトウガラシ液を水で薄めて噴霧すると有効です。植物の成長に欠かせないほかの微生物まで殺してしまうことになります。それでは土がダメになってしまいます。

月の満ち欠けがわかる太陰太陽暦(旧暦)を参考にすることで、季節の状態を細かく把握することができます。できるだけ自然の循環のタイミングに合わせることで、丈夫な野菜を育てることができるようになります。「サクラの花が咲いたらタネをまく」という言葉を聞いたことがありませんか?キュウリ、カボチャ、ナス、ユダマメ、インゲンなどを育てるなら、サクラの開花時期にタネまきや苗の植えつけを行うとうまくいきます。自然の力を最大限に活用する方法こそが自然農法の醍醐味だと言えます。

※シュタイナー教育とは
1919年には、ドイツで最初のシュタイナー学校が誕生し、現在では世界30か国に1000校以上のシュタイナー教育実践機関があります。日本においても、幼児教育施設、学校法人、各種スクールでシュタイナー教育の方針に則ってカリキュラムが編成されており、現在においても世界中で注目されている教育方針を指します。偏差値や学校の成績など、ある限定された方向から見ただけの人材教育では、多種多様な人間性が育たず、多くの学校が画一的人間の養成工場と化してしまっています。生物多様性の観点からも、さまざまな考え方を否定することなく、それぞれを活かしていくことこそが、人類を進化させ、地球の環境をより良いものにできるという考え方です。子どもの個性を尊重しながらもっと自由に個々の可能性を広げるために応援していくやり方がシュタイナー教育の特徴です。シュタイナー教育は自ら判断して行動できる力や論理的思考力が養えることから、人材育成の面で世界でも高く評価されていますが、まだまだ日本では知られていないのが現状です。

 
 
 
 
◆解明されていない自然界のエネルギー
 

自然界のエネルギーは、すべてが解明されているわけではありません。植物の生育に必要な要素は、日光や水分や栄養素だけではありません。農業においては重要なファクターには肥料の三要素NPK(窒素・リン酸・カリ)があり、植物の生育過程においてどの栄養素がどんなタイミングで必要になるかまでは解明されていますが・・・鉄、マンガン、亜鉛、ホウ素、モリブデン、銅などの微量元素こそが重要だという説もあります。 人間においても同じことが言えます。ヒトも動物も微量元素がアンバランスになることで原因不明の疾病が発症しているという話まであります。ヒトにとっての必須微量元素は、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、コバルト、 クロム、セレン、モリブテンの9種類があげられていますが、すべてが解明されているわけではありません。それがすべて解明されれば、この世から原因不明の疾患は限りなくゼロに近くなっているはずです。

実際に農業に従事する人たちと話をすれば、目に見えないエネルギーによって生育が変わることを否定することはできないことがわかります。植物と音楽の不思議な関係については、古くから様々な研究がなされています。進化論のダーウインの時代から行われていて、1960年代にはインドやアメリカの植物学者から、音楽を聞かせると植物の気孔が大きくなり、通常よりも発芽や生育が早いという研究報告がされています。クラシック音楽を聴かせることで生育が促進されることもわかっていたりします。音楽効果を利用した音響栽培とそのメカニズムの究明は現在も進行中です。

まだまだ人間の知恵では解明できていないことがこの世の中にはたくさんあります。例えば、ダークマター(暗黒物質)は、宇宙に存在すると考えられている、光などの電磁波で観測できない未知の物質を指す言葉です。 2013年に公表された観測結果によると、宇宙全体のエネルギー密度のうちダークマターは約27%を占めています。月の満ち欠けが海の満潮干潮に影響していますし、天体の位置関係が精神を左右するという研究結果もあります。私たちが科学者や研究者でない限り、自然界のエネルギーを解明することはできませんが、今私たちができるのは、なるべく、ありのままの自然に近い状態で植物を生産し、自然に近い環境で私たちが生活することなのかもしれません。

ヨガやアーユルヴェーダに興味がある方は、「チャクラ」という言葉を聞いたことがあると思います。「チャクラを整える」と言われても、「いまいちピンと来ない」という人もいるのではないでしょうか。チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」、「回る」という意味ですが、人体には7つのチャクラがあり、簡単にいうと「エネルギーが出入りしている場所」があるとのことです。人間のエネルギーはこの「チャクラ」を起点にして、車輪のように絶えずグルグルと回って、活力を生み出していると言われています。人間の身体の脊髄の基底(第1チャクラ)から、頭頂(第7チャクラ)まで、第一直線に並んでいます。 つまり、精神的・肉体的にエネルギーが満ちた状態で生きていくには、チャクラを整えることはとても重要なのです。自分に不足したチャクラのエネルギーがあった時は、そのチャクラに対応する色を身につけたり、眺めたりするだけでもそのチャクラが活性化し、心身のエネルギーが整うとも言われています。

特に地に足をつけておくことは、大地のエネルギーを取り入れることになります。土に触れることは健康面においてもとても重要で、自分の考えがまとまらなかったり、精神的に不安を感じたりしている場合には、土に触れることで解消するという話もあります。ファームには、木々もたくさんあります。自然の環境で過ごすことで、自動的にチャクラも整うと言われています。欧米では、すでに「森林浴」が保険適応の自然療法として医療の現場で用いられています。木々のたくさんある場所で時間を過ごす習慣は、森林浴と同じように健康面においてプラスに作用します。ストレスホルモンの減少、リラックスして副交感神経が活発になる、必要なタイミングで交感神経が活発に働いてやる気が出る、血圧や脈拍数低下、たんぱく質増加、病気に対する免疫力UPなど、私たちの健康にもきっと役立ちます。私たち人間も植物もそうですが、最低限必要な栄養だけをとっていればいいわけではありません。自然界に存在する目に見えないエネルギーが作用することで、健康な作物を育んでくれるものなのでしょう。やはり、人も植物も自然の産物であることは確かなことです。


 
 
 
 
◆有機野菜とは・・・農薬が使われた野菜のこと
 

有機野菜とは、農林水産省の定める有機JAS制度の条件を満たした野菜のことです。有機JAS認証を受けた事業者のみが「有機JASマーク」を表示でき、有機野菜として販売されています。つまり、有機野菜は完全無農薬というわけではありません。化学的に合成された肥料や農薬は使用が禁止されていますが、有機JASで認められた農薬であれば使用できます。どうも少し利権がからんでいるようです。

有機JASで規定されている項目は、遺伝子組み換え野菜ではないことや、一部の農薬や化学肥料を使用していないことなどが条件となっています。しかし、「禁じられた農薬や化学肥料を使用しないこと」という基準についてですが、もともと日本は農薬に対する基準が世界水準と比較すると非常に甘いので、一部の劇薬を使わなければ、普通の農薬や殺虫剤が使われていても有機野菜と表現できることになっています。有機野菜はオーガニック野菜と呼ばれるものもありますが、こちらは有機野菜と同じものです。「有機」と「オーガニック」の表記のある野菜は、有機JASで認められた農薬が使われているという意味です。特に形がそろっている野菜には気をつけたほうがいいかもしれません。農薬を大量に使用して見た目をよくした証拠です。

これに対し、無農薬野菜とは、その野菜にまったく農薬が含まれていないことを保証したものです。現状では、農作物にまったく農薬を含まないことを示す厳格な基準やそれを認定する機関がありません。消費者の誤認を防ぐため、農林水産省によって「無農薬」表示は禁止されています。ですから、無農薬野菜は私たちが自分自身で野菜を育てるしか方法がないということになります。無農薬野菜は農薬や化学肥料を使わないため、形が不揃いになりやすい傾向がありますが、自家消費であれば気にする必要は全くありません。

 
 
 
 
◆農薬による環境への影響は?
 

農地にまかれた農薬は、そこに栽培される作物や農地土壌に残留するだけでなく、河川に流出する、地下水を汚染する、大気中を拡散するなど、環境中を複雑に動きます。 農薬はそもそも病害虫や雑草など生物を防除する道具ですので、農地やその周辺の山林、河川、湖沼などに生息する様々な生物への悪影響も心配されています。農薬は確実に自然の生態系を破壊しています。世界中では農薬被害によってたくさんのデモが起きて檻社会問題にもなっています。日本は世界と比較すると、農薬の基準が最も甘い部類に入ります。世界中で禁止されている農薬も普通にホームセンターなどの店頭に並んでいます。

 
 
 
 
◆農薬が子供たちに与える影響
 

農薬は小さな子供たちにはとても脅威でしかありません。胎児や小さい子どもの脳や神経は発達の途中で、神経毒性のある農薬の影響を特に受けやすいことが懸念されています。また、がんの発生率や免疫が弱くなる、流産の確率が高くなるなどの可能性も指摘されています。妊娠中や幼少期に有機リンの汚染を受けた子の多くがADHD(注意欠如多動性障害)と診断される可能性が高いという研究結果も出ています。ネオニコチノイド系農薬が子どもの脳と神経の発達を害する可能性があるという証拠も日本の研究者によって警告されています。もともと「害虫」の神経に作用して退治するようにつくられている農薬は、小さいなお子様の発達に間違いなく影響を及ぼします。殺虫剤や除草剤を妊娠中に庭で使用している場合、その子どもが白血病にかかるリスクが高くなることも示唆されています。残念ながら、日本では、小さな子どもの農薬汚染と、発達障害の関連性はまだあまり知られていないのが実情です。

 
 
 
 
◆農薬が周辺住民に与える影響
 

農薬は周辺住民にまでがん発症率を増加させていることをご存じでしょうか?農薬は、各種のがん、神経系の障害、免疫系への悪影響、ホルモンの異常が農薬と関連しているという研究結果があります。アルツハイマー病やパーキンソン病の主なリスク要因は加齢や遺伝と言われていますが、農薬も環境要因として関連づける研究が行われています。有機リン系農薬のクロルピリホスは、シックハウス症候群を起こす疑いがあり建材には使えなくなった農薬ですが、農業には今でも使われています。リンパ腫、肺がん、結腸がん、脳腫瘍との関連が示唆されています。 農薬を散布する業務に従事する人たちは、作業で使う農薬の汚染を受ける度合いが高く、本人だけでなく、周辺住民にまで、発がんリスクが上昇する可能性が示唆されています。農薬の汚染を受けやすい地域に住む一般の人たちも注意が必要でしょう。日本人が日常的に多種類の農薬曝露を受けていることは環境省の調査からも明らかとなっています。政府は農家が経済的打撃を受けたり、周辺住民が暴動を起こしても困るのであまり公表していません。メディアでも多く取り上げられていないために、一般の私たちが知らないだけのことです。ぜひご自身でインターネットで調べてみることをお勧めします。

 
 
 
 
 
◆それでも農家はなぜ農薬を使うのか?
 

無農薬が環境に負荷をかけず、健康面においても優れていることをわかっていても、多くの農家はなぜ農薬を使うのでしょうか?それは無農薬で育てるにはどうしても手間がかかってしまい生産コストが高くなってしまうからです。農家は農業ビジネスを行っているわけですから、コストを抑えたいと考えるのは当然のことです。農薬や殺虫剤は、日本の気候で育てる上でほぼ避けられない害虫被害から生産物を守るために使っています。農薬を使わないと、虫避けや除草作業などの手間や人件費がかかってしまい、市場価格から逸脱してしまいます。農家は自分でネットで販売することもできるのですが、農作業に追われている状態ではそこまで手に負えず、まとめて農協などに買い取ってもらうやり方が主流となっています。しかし残念なことに、無農薬で育てたからといって、農協がそれを特別に高い値段で買い取ってくれることはありません。価格は農薬を使った一般栽培とさほど変わりません。それではやっていけないということで、農薬や殺虫剤の怖さをわかってはいてもこれらの毒を使っているというのが実情です。無農薬野菜が一般の流通ルートに乗らないのはこのような背景があるためです。もちろん、彼らの主張はこうです。「すぐに効果が消える農薬を使っているから大丈夫!」「農薬は極限まで減らしているから大丈夫!」・・・実際にそんなことはありません。彼らも自家消費用は別の畑で完全無農薬で作っています。

 
◆殺虫剤・農薬が血液ガンを発症させる
 

ニュージーランド・マッセイ大学公衆衛生研究センターのAndrea 't Mannetje氏らは、畜産農家で育った人は成人後に血液がんを発症するリスクが増加する可能性があると、英医学誌「Occupational and Environmental Medicine」(電子版)に発表されていました。農業の従事者に血液がんの発生リスクが高いことは、これまでの研究でも示唆されていましたが、その主因は、殺虫剤を浴びたことによる影響と推測されています。研究結果は、ニュージーランドで35~85歳で死亡した11万4,000人以上の死亡記録(1998~03年)を分析したもので、これによって、畜産農家で育った人は、一般の人に比べて白血病、多発性骨髄腫、非ホジキンリンパ腫などの血液がんのリスクが1.22倍、親が養鶏業に従事していた場合では2.99倍と高い数値を示しました。さらに、成人後に自分自身が耕種農業に従事していた場合、血液がんリスクは約50%上昇していることから、いかに殺虫剤や農薬が危険なものであるかを理解しておくべきでしょう。

 
 
 
 
◆原因不明のアレルギー疾患も改善?
 

辛い症状が長期間続いているにもかかわらず、いくら調べても医学的な異常を認めない症状を原因不明の疾患といいます。これらの症状は、疲労の蓄積、運動不足、ストレス、アレルギー体質などが原因で起こるものです。自律神経失調症と診断されて、パニック症、うつ病などの症状として現れることもあります。医師が診断すれば、そういうことにはなりますが、正直なところ、医師もよくわからないから、「まあ、この病名にしておこう!」ということも多くあるものです。医者は神様ではありません。結果を出している立派なお医者さまもいますが、単に一生懸命に勉強して医学部に入って資格を取っただけのポンコツも多くいます。どんな業界も同じことです。

私たちの体には、細菌・ウィルス・寄生虫などの感染性微生物や異物などから、身を守るための「免疫」という仕組みがそなわっています。この免疫の働きが、現代文明による環境やライフサイクルの変化によって異常を起こし、くしゃみ、発疹、呼吸困難などの症状を起こしてしまう状態が「アレルギー」です。アレルギー疾患には、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)、アレルギー性結膜炎、気管支喘息(ぜんそく)、薬剤・昆虫アレルギーなど...症状・経過とも多様な疾患が含まれます。そして、現代においても、アレルギー疾患は、遺伝要因や環境要因などが関与していると言われていますが、さまざまな原因や悪化因子があり、年齢や個々の患者さんによってそれぞれ異なるため、一概に原因が特定できないものとされていて、現代医学においては予防法が確立していないのも事実です。そして、もっと気になるのは、先進国と呼ばれる国や衛生状態のよいとされる地域で近年アレルギーが増えていることです。花粉症は、もっとも身近なアレルギー疾患ですが、そのほかにも、喘息、アトピー性皮膚炎、食事アレルギー、果物アレルギーなど、多岐にわたります。どうして、このようにアレルギーが増えているかについては諸説ありますが、そのうちのひとつが残留農薬によるものだと言われているのも事実です。さらに興味深いのは、食事を見直して無農薬の野菜に切り替えたら、疾患が改善したという例もあります。


 
 
 
 
◆農薬はどうやってデトックスする?
 

健康のために、どんなにヨガをしても森林浴をしても、身体を形成している細胞の中に毒が取り込まれていれば、健康になるはずはありません。しかし、現代社会では、残留農薬が完璧に含まれていない食材のみを手に入れることは至難の業です。一般に売られている野菜には残留農薬が付着していますし、加工食品には、添加物、保存料、合成着色料などが含まれています。合成着色料は石油製品を原料としており、危険性として発がん性・アレルギーの発症・蕁麻疹を引き起こすなどが挙げられます。 すでにアメリカでは赤色2号の使用が禁止されており、 北欧では以下の合成着色料がすべて禁止 されています。着色料とは、食品の色味をよくするために使われる添加物。「見た目で食欲を感じる」といわれる私たち人間にとって、食品の魅力をアップしてくれるものです。着色料は、企業の売り上げを左右する重要なファクターのひとつです。現代では、鮮度の判断ができなくなることから、鮮魚介類、食肉、野菜類に着色料を使用するのは禁じられています。逆に言えば、それ以外のものには大量に含まれているということです。

ですから、「すでに摂取した農薬はどうやってデトックスするか?」については、なるべく加工食品の摂取を控えて、水をたくさん飲んで、汗を出すことが必要になります。サウナに行ったり、汗が出るまで長風呂をしたり、運動をしたりしてください。それと、野菜の調理において、残留農薬を落とす方法を紹介しておきます。キャベツや白菜、レタスなど葉が重なり合った葉物野菜に関しては、外側の葉を取り除くだようにしてください。内部に入り込んでいる残留農薬は除去できませんが、外葉を取り除くだけでも効果はあります。外葉を取ったら使う分の葉を1枚ずつはがし、水を張ったボウルなどで振り洗いしましょう。根元部分に農薬はたまりやすいので、重点的に洗うようにしましょう。皮をむかない野菜は、調理前に水洗いするのが基本です。まずため洗いで汚れを落としたら、流水でしっかり洗い流します。特にほうれん草や小松菜のように根元が密集している野菜は、茎の間を広げながら流水を当てて丁寧に洗い流しましょう。残留農薬を落とす方法として、50℃程度のお湯で洗うのも効果的です。葉野菜に適した方法で、ボウルに50℃のお湯を用意し、野菜を入れて優しく洗います。50℃洗いの後に冷水で洗うと鮮度が戻り、シャキッとした食感になるというメリットもあります。じゃがいもやにんじん、カボチャ、リンゴなどは皮をむくことで残留農薬を落とせます。ただし、皮に含まれる栄養素も一緒に除去してしまうのがデメリットと言えます。トマトやピーマンなど1個ずつ手に持って洗える野菜は、手や食材用スポンジなどを使って優しくこすり洗いしましょう。表面をこすることで、ただ流水で流すよりも表面に付着した農薬が落ちやすくなります。アクを抜く働きがある酢や塩、重曹を利用する方法もあります。酢水は「酢1:水2〜3」の割合、塩の場合は2%の塩水を使います。酢は変色の原因にもなるので、あまり長い時間浸けないようにしましょう。重曹を使う場合は、ボウルに一つまみの重曹を入れた水を用意し、野菜を浸けた後水洗いします。温野菜なら調理前に下茹ですることで、残留農薬を減らせます。葉物野菜の場合、丸ごとよりも切ってから茹でた方が中に浸透した農薬を除去できます。たくさん除去したい場合には、なるべく細かくミジン切りにしてください。食材の温度が高くなるほど、残留農薬を減らせます。生で食べるのが心配な時は、炒めたり茹でたり、揚げたりなど、加熱調理をして食べるのがおすすめです。このような方法で野菜の残留農薬はある程度は除去できますが、それでも農薬を完全に除去することはできません。

※弊社:株式会社エイチ・ティー・ディーのプロジェクトでは、【アウトカフェ体験リトリート】があります。体調改善を目的としたデトックスプログラムを開催しています。たくさんのお喜びの声をいただいております。ご興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。

 
 
 
 
◆まずは【食】を確保すること
 

今、世界では7億8300万人が飢餓に苦しんでいます。紛争、経済ショック、気候危機、そして肥料の価格高騰が重なり、かつてないほどの前例のない食料危機を引き起こしています。食料高騰~食糧危機のリスクは今も消え去ったわけではありません。飢餓は複数の要因が重なって引き起こされるものです。紛争は飢餓の最大要因です。世界の飢餓に苦しむ人々の約70%は紛争地域に住んでいます。ウクライナ危機では紛争が飢餓を引き起こし、避難民を発生させました。紛争は仕事を奪い個人から収入源を断ってしまうものです。紛争によって輸送上の重要な海峡が封鎖されれば、石油は高騰し食材の高騰へとつながります。一つの国に対する経済封鎖などの制裁措置は世界全体に影響を与えます。世界の果てで起きることは日本にも確実に影響を与えています。万が一、台湾有事が起これば日本への影響は避けては通れません。

気候変動もまた世界的な飢餓急増の要因の一つです。世界的な肥料価格は、過去10年で最高値に推移している食料価格の高騰を上回る勢いで上昇しています。天然ガスの価格高騰など、ウクライナでの戦争の影響によって、世界的な肥料生産と輸出に混乱が生じました。供給が減少し、価格の上昇につながり、収穫の減少が懸念されています。肥料価格の高騰によって、2022年にはトウモロコシや米、大豆、小麦の生産が減少しました。

世界の人口は2050年に向けて90億〜100億人に増加し、食料の需要は確実に増える一方で、気候変動の影響によって食料供給は十分に伸びていません。いつ何が起こるかわからない時代です。日本もいよいよ対岸の火事ではなくなってきました。世界の人口が増加する中、食料の大部分を輸入に頼る日本は、この先、最悪のシナリオをたどった場合、2030年ごろには「食料争奪戦」に巻き込まれて、買い負けする恐れが指摘されています。食料高騰は、さまざまな要因で引き起こされます。地震が近い将来にきっと来ると政府が予想していることはご存じと思います。近い将来の発生の切迫性が指摘されている大規模地震には、南海トラフ地震、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震、首都直下地震、中部圏・近畿圏直下地震があります。平和が続くことを祈るばかりですが、何が起こるかわからない世の中です。生きるためには、まず食を確保することです。何かがあれば、小売店から食材は消えてなくなります。作物を生産できる畑を確保しておくことは、万が一に備えることです。「備えあれば患いなし」と昔から言われています。


 
 
 

 
 
 
 
◆半農半Xとは
 

【半農半x】は、いま注目されているライフスタイルのひとつ。儲けるための農業ではなく、自身が食べていくための農業を、別の何かと組み合わせたライフスタイル。農業とそれ以外の「x」を両立していくことで、なるべくお金に依存しない自由な暮らし方を求めるというもの。「x」に何を選ぶかは、あくまでも個人の自由。「半農半民宿」「半農半保育士」「半農半セラピスト」「半農半ライター」「半農半アーティスト」などがあります。収入を得るために仕事を続けなければならないという発想から脱却して、自分に必要な食糧を自給しながら、自身のやりたいことを追求することことで、後になって後悔しない人生を送ることができます。【半農半x】は、都会から地方への移住を望む人たちに人気のある考え方ですが、都会の近くに畑を確保することさえできれば、まずは移住までしなくても【半農半x】をスタートすることができます。自分専用の畑をレンタルすることは、なるべくお金に依存しない暮らしを手に入れるためにまず最初にやるべきことでしょう。生活費を稼ぐだけの生き方から、生き生きと暮らす自分の人生を実現するためのきっかけとなるかもしれません。

 
 
 
 
 
 
 
         
         
 
 
◆やってみよう。副業農家
 

高齢化の影響で、農業は就業者数こそ減少しているものの、食糧生産という重要性の高い事業であることから、そのニーズが衰えることはありません。農業ビジネスは、農業や農業に関わる周辺ビジネス全般を指す言葉です。農業といえば種を蒔き手塩にかけた作物を収穫するイメージが強いですが、ビジネスとして考える場合、必ずしも作物を育てて収穫することだけが農業ビジネスというわけではありません。加工して販売するのも、農業体験をあっせんするのも農業に含まれます。採れたて野菜ジュースや無農薬野菜でアイスクリームを加工販売するのも農業に含まれます。観葉植物の生産販売も、昆虫やミミズの養殖も農業に当たります。育てた竹を加工してコップやキャンドルに加工して販売するのも農業です。ヤギを飼ってヤギのミルクが飲める観光農園を運営するのだって、ダチョウを飼ってダチョウの目玉焼きを提供するのも農業です。農業ビジネスは、地方創生や都心部からの脱却といった近年のトレンドに合わせて、注目度が高まっている事業形態です。場所選びを上手にやれば、作物をブランド化することにより差別化を図る事も可能です。無農薬で育てたレア食材を販売したり、ブランド化して少量生産するのも勝算があるでしょう。就農していきなり一本立ちするのは少々敷居が高いですが、都心近郊でサイドビジネスとして始めてみるのなら、リスクも最小限に抑えられます。農協を通して安く販売するのではなく、直販サイトを制作したり、ヤフオクやメルカリなどのショッピングサイトで販売することで希少価値を保ちながら消費者に対して直販することができます。フリーマーケットならユーザーの意見を直接聞くこともできます。ネット上で自分自身で【半農半X】で始めるなら、負担なく自分自身の可能性に挑戦することができます。発想次第で楽しみながら自分らしいライフスタイルを実現することができます。

 
 
 
 
◆お喜びの声
 

ファームをレンタルして、自然農を始められた方からお喜びの声がたくさん寄せられています。

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【Kamakurayama Organic Farm】
 
This is a farm specializing in organic farming and natural farming. The idea of not using pesticides, plowing more than necessary, and not seeing insects and weeds as enemies is a way for all living things to rejuvenate. Practicing sustainable recycling-oriented agriculture that protects the natural environment and connects it to the future is a way to save the earth. In Japan, where the food self-sufficiency rate is 40%, it is unavoidable, but unfortunately, the conventional farming methods that are being promoted to increase productivity continue to destroy the global environment. Some pioneers make a living while migrating to the countryside, but I hear that living near self-sufficiency can be a daunting task. Therefore, we would like to play a social role by creating a rental farm in a place not too far from the city as much as possible so that those who use it and their families can get safe food. is thinking. In general rental farms and municipal farms, pesticides are often sprayed in the adjacent fields, and organic farming cannot be practiced in reality. On the other hand, if the weeds are left as they are, the seeds will fly, which is annoying. In other words, agriculture cannot coexist depending on the way of thinking. It's been less than 100 years since the advent of pesticides, chemicals and herbicides. Some of the herbicides on the market are the remnants of the biological weapons used in the Vietnam War. Is it the progress of science? The global environment is becoming more polluted. They may be the catalyst for various modern illnesses ..... In fact nothing has been verified yet. It is not well known that cows that have been fed for a long time suddenly produce a foul-smelling milk one day. Even if nothing appears in your own generation, it may have a significant impact on your children's and grandchildren's generation. Their effects are unknown. If agriculture is not for profit, but only for our own consumption, shouldn't we give top priority to producing safe products? This earth is also alive. There are approximately 5 to 30 million species of creatures on Earth, including those that are not yet known. And each creature lives while interacting with other creatures. The total number of human beings is only 0.01% of the total biomass of the earth, which is negligible as an error. However, the impact of humans is enormous. From the time humans first appeared in the history of the earth to the present day, the total biomass of the earth has been halved. This is mainly due to human deforestation to create farmland and rangelands. It is an undeniable fact that humankind has forced major changes in the Earth's ecosystems. It's time to think about other creatures if humanity reigns at the top of the ecosystem. Would you like to get started? Let's work together to protect the global environment that each of us can do. This farm is only looking for people who agree with this idea.
 
 
 
 
 
 
 
・・・自然農法で健康になる!完全無農薬栽培の鎌倉山オーガニックファーム・・・
OPERATED BY HTD COMPANY LIMITED
SUPPORTED BY PRA INCORPORATED ASSOCIATION NGO


株式会社エイチ・ティー・ディー